こんにちは。マーケティングのコシミズです（コラム２度目の登場）。

去る8月2日〜4日に東京ビッグサイトで開催された７つの展示会（①SPORTEC、②健康未病産業展、③ゴルフパフォーマンスコンベンション、④CAFERES JAPAN、⑤ウェルネスフードジャパン、⑥国際発酵・醸造食品産業展、⑦国際和食産業展、和麺産業展）は、我々TSOにとっても年間最大のビッグイベントでした。今回のコラムでは東１〜６ホール合わせて総合計1300社以上が出展、83,000人以上が来場した展示会の準備から終了までの様子を、舞台裏含めてお届けします！

準備と搬入

展示会の開場は8月2日（水）朝10時〜ですが、会場の引き渡しは3日前の7月30日（日）の夜既に始まっています。何もないまっさらな会場に、運搬トラックが次々と入ってきて搬入スタート！翌朝の出展社の搬入が始まる前までに、各ブースの床や壁工事、そして我々の拠点となる事務局の設置を終えなければなりません。

月曜からはいよいよ出展社の搬入とブース造作が開始。何もなかったスペースに次々にブースが建てられ、大きな機械や装飾物が並んでいく様子は、さながら街ができていくようで圧巻です！

会期前日

火曜日から全社員がビッグサイトに出勤となります。事務局にはコピー機や電話機が設置され、オフィスへの電話はこちらに転送。この期間だけの移動オフィスですね。スタッフは次回に向けたパンフレットやマップを商談カウンターに並べると同時に、各出展社の準備にトラブルがないかを確認していきます。その他、直前の出展社・来場者からの電話・メールの問い合わせ対応や、受付システムのチェック、VIPルーム、プレスルームなどの準備を進めます。

会期スタート

いよいよ会期初日の８月２日（水）。この日は朝8時〜出展社が入場するので、TSOスタッフは7:30に集合です。朝早いので遠方に住むスタッフは会社が用意した近隣のホテルに宿泊OK。朝の全体ミーティングでは開会に向けての最終確認。代表の佐々木からの一言でみんなの気合が入ります！

さあ、いよいよ開場！…の前に初日は9:30〜オープニングセレモニー＆テープカットが開催されます。33名の各団体理事やセミナー講師、実行委員メンバーと、大勢のメディア関係者が集まり盛大にセレモニーが行われました。

そして10:00〜いよいよオープン。東1-3ホール、4-6ホールとも入場を待っていた多くの来場者が一斉に会場入りし、３日間の会期が始まりました。

各ブース＆セミナーやイベントも大盛況

アフターコロナ初の展示会となった今年は東1-3ホールで39,957人、東4-6ホールで43,192人の方が来場。昨年から約６割増加し、各ブースではデモや体験会、商談が活発に行われていました。（詳細は各展示会のホームページをご覧ください）

全部で150を超えるセミナーもほぼ満席。またボディコンテストやバリスタグランプリといったイベントも多くの参加者と応援で盛り上がりました。やはりリアルイベントならではの熱気や声援を、みんな待ち望んでいたようです。

会場内には次回展示会の出展相談・申込カウンターが設置されましたが、今年の手応えを感じてか３日間絶え間なく人が訪れ、既に来年の出展を決める企業様も多数いらっしゃいました。

初日夜には4年ぶりとなるレセプションパーティーも開催され、300名の業界関係者が交流を交わしました。毎年この場所で会うのを楽しみにしている関係者が多いのも、展示会の楽しさの一つです。

会期終了と撤収

こうして３日間の展示会はあっという間に最終日。スタッフも連日歩き回り疲れが溜まっていますが、多くの出展社・来場者の笑顔や感謝の言葉によって、ここまでの努力が報われる瞬間でもあります。
そして17時に蛍の光が流れると一斉にブースの解体と撤収が始まります。さっきまで数万人で賑わっていた会場があっという間に取り壊されて更地に戻っていく姿は、毎回少し寂しい気もしますが、この散りゆく桜のような刹那的な輝きも展示会の魅力かもしれません。TSOスタッフも出展社を見送り、休む間もなく今度は事務局の片付け・撤収へ。そして夜8時にはほぼ作業終了し、解散となりました。

まとめ

展示会は開催期間だけ見ると短いイベントですが、その準備のために何ヶ月、何千人という関係者の準備があって初めて成立します。改めて出展社の皆様、来場いただいた皆様、セミナー講師の方々、イベント関係者、施工協力会社、アルバイトの皆様、そのほか関わっていただいた全ての方に感謝いたします。
TSOはこれからもこういったイベントをたくさん開催して、内容も毎回充実させていきます。次回は11月28日〜のレジャー＆アウトドアジャパン、そしてWellness Tokyo（共に東京ビッグサイト）、そして12月のSPORTEC Fukuokaでお会いしましょう！